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SKY[Skills and Knowledge for Youth] ホーム 新着情報一覧 小論:「持続可能性」を教えるとはどういうことか-非認知的能力考-(文:山田肖子)
2020年に導入された日本の新学習指導要領では、「持続可能な社会の創り手」である児童・生徒たちがこれからの時代を担っていくための(1)知識・技能(2)思考力・判断力・表現力等(3)学びに向かう力・人間性等をはぐくむことの必要性が謳われている。こうした知識・能力は、数学の公式や歴史上の出来事を暗記するのと違い、どういう行動を取ることが「持続可能な社会」を創ることにつながるのかを判断できなければ発揮できない。また、社会が「持続可能」になる条件は、状況によって異なるため、「どの科目で何を教えればよい」といった明確な決まりがない。つまり、生徒、教師の双方にとって、分かりやすい正解がなく、状況対応型の判断を求められるものが、学習指導要領の随所にちりばめられたと言える。(続きは下記リンク)